熊本よかとこ雑記

からし蓮根の長期保存の方法や冷凍する時の注意点!おすすめの食べ方も!

ちはにゃん
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皆さん、こんにちは!ちはにゃんです

皆さん、辛い食べ物って得意ですか?
ちなみに、ちはにゃんは辛い物が苦手なのですが、それでもやっぱり食べたい時ってあります(笑)

熊本を代表する食べ物の中で、皆さんが想像する物って幾つかあると思いますが、今回は『からし蓮根の長期保存の方法や冷凍する時の注意点!おすすめの食べ方も!』と題し、ご紹介させていただきます(・ω・)ノ

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熊本名物と言えば “からし蓮根”

皆さん、熊本名物の食べ物と言えば何が思い浮かぶでしょうか?(^^)

馬刺し・いきなり団子・だご汁・太平燕・高菜めし・赤牛料理・高森田楽などなど、熊本の郷土料理にも代表する物が色々とありますが、その中に今回ご紹介する『からし蓮根』があります!

からし蓮根と言えば、その姿は黄色いころもで覆われ、蓮根の穴に辛子味噌が詰められた、ピリ辛の郷土料理ですね~(^^)

ちはにゃんの実家では、お正月料理の一部として並べられたり、はたまた普通にお弁当のおかずに入る日も時々ある身近な食べ物です♪
とは言え、地元あるあると言いますか、熊本人だからって“必ずしも毎日食卓に並ぶ”というわけではありません(笑)

こちらでは普通にスーパーの食品コーナーで手に入れる事も出来ますが、揚げたてのからし蓮根はサックリ、シャキシャキとした歯応えもありながら、からし味噌の風味が鼻から抜けて本当に美味しいですよ~(^^)

ただ、揚げたてだとからし蓮根の性質上、温かいと辛さが増すので苦手な方は注意が必要です(^^;)
鼻にツーンとくる、からし独特の辛味はありますが、辛いものが苦手な方の為に辛味を緩和する方法もありますので、後ほどご紹介したいと思います(^^)

からし蓮根誕生の歴史を辿っていくと、それは江戸時代前期にまで遡り、病弱だった肥後熊本藩の初代藩主だった細川忠利公のために考案されたのが、熊本名物となった“からし蓮根”です。

歴史をもっと知りたい方はコチラも併せてご覧ください(^^)

江戸時代から現在に至るまで、熊本は唯一のからし蓮根の名産地です。
その由縁について調べてみると、輪切りにした蓮根の断面が細川家の家紋に似ていることから、忠利公がからし蓮根を細川家の秘伝とし、以降、明治初期まで門外不出だったため、と言われています。

からし蓮根の長期保存方法

ここからは、からし蓮根の賞味期限や保存方法についてご紹介していきます(・ω・)ノ

通常、からし蓮根は乾燥を防ぐために切り口をラップで包み、冷蔵庫で保存します。
賞味期限は夏場は1週間程度、冬場は10日間程度になります(^^)

地元の方はスーパーで買うのはもちろんのこと、他県の方はからし蓮根を熊本のお土産品として戴く機会もあるかと思いますが、出来るだけ長く保存して、その美味しい味を楽しめるなら嬉しいですよね~(^^)

そこで、長期保存の方法についてもご紹介したいと思います!

からし蓮根は冷凍保存が可能です(^^)
その場合ですと、冷蔵で7~10日程度の賞味期限だったものが、最長90日程度までの保存が可能なんですよ~(^^)

この方法をご存知のご家庭は冷凍保存されているかと思いますが、空気に触れないよう破れないしっかりとした袋や、密閉できる容器などに入れて保存しましょう。

もちろん、この方法で保存しても状況によって保存期間が短くなったり、違いはあります。
お召し上がりの際は、保存した物の状態を必ず確認してから食べるようにしてくださいね!(^^)

からし蓮根のおすすめの食べ方とレシピ

からし蓮根のおすすめの食べ方とレシピのご紹介です(・ω・)ノ

まず蓮根と辛子の豆知識ですが、蓮根には増血作用が優れており、辛子には食欲増進の作用があります!

以上の事から、体の調子を整えて強くする意味でも、からし蓮根は精をつけるためにはもってこいのメニューであると言えますね(^^)
さすが、病弱だった忠利公を食事を通して支えるために、理に適うものを掛け合わせ考案された物というのも納得できます!

からし蓮根の一般的な食べ方は、スライスにしてそのまま戴くことが多いです(^^)
ちはにゃんも、からし蓮根を食べる時は『スライスのみで何もしない派』なのですが、我が家の旦那様は『醤油マヨネーズをつけて食べる派』です!

おすすめの食べ方の一つとして、醤油だけをつけるのも辛味が緩和されて食べやすくなりますが、そこにマヨネーズが加わる事で、よりまろやかに味わえるというもの!

ちなみに、旦那様は辛い物が苦手でマヨネーズを加えるという訳ではなく、実家ではお味噌汁にもマヨネーズを加えて食べるほどのマヨラーなため(←これって予想に反して、洋風スープみたいなまろやかさが出て、意外にも美味しいんですよ!)、からし蓮根にも応用している節があります(笑)

そして、からし蓮根をより美味しく戴くためのひと手間ですが、その物自体は一度揚げて調理してありますが、切る前に再度軽く揚げなおすと、まるで作りたてのような味わいを楽しめます(^^)

しかしながら揚げ直しには時間的余裕が必要かと思いますので、もっと手軽なやり方として、厚切りにしたものを網で短時間あぶる方法や、電子レンジで10~15秒ほど温めるのも美味しく戴くコツですよ~!
ただ前述した通り、からし蓮根は温めるとどんどん辛さが増しますので、そこで登場させるアイテムが『醤油』と『マヨネーズ』ということになりますね(^^)
ちはにゃんは辛い物が超苦手ながら、その味わいをそのまま食べたい欲求が強かったので、何も付けずに今まで食べていましたが(笑)、今度ぜひ試してみたいと思います!

そして、からし蓮根を使った、おすすめの超簡単レシピについてもご紹介します(・ω・)ノ

◆からし蓮根のお茶漬け
薄く切ったたからし蓮根を、好みの具と一緒にご飯の上に乗せ、熱いお茶を注いで出来上がり。
感覚的には『わさび茶漬け』と似たような感じでしょうか(^^)
食欲増進作用がある辛子の風味が溶け込んで、さらりとしたお茶漬けによく合う一品です。

◆からし蓮根のマヨネーズ和え
細かく切ったからし蓮根をマヨネーズに和えるだけ。
マヨネーズを付けて食べるのではなく、切ったものを和える事で全体の食感と味が変わり、また違った風味が楽しめます♪

◆からし蓮根のサンドイッチ
サンドイッチ用パンにマヨネーズを塗り、輪切りのからし蓮根を挟んで出来上がり。
ここでもマヨネーズが大活躍ですね!
お野菜やツナなどの具と一緒に挟んで食べても、美味しく戴けます(^^)

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からし蓮根のおすすめ専門店

からし蓮根のおすすめ専門店についてご紹介します(・∀・)ノ

熊本には、からし蓮根の専門店が点在していますが、その中から、ちはにゃんが皆さんに特におすすめしたいお店を2店舗選ばせて頂きました!(^^)

まず一店目は全国にも常設店舗を抱える、熊本ではからし蓮根の元祖の名店『森からし蓮根』です(^^)

『森からし蓮根 本店』
営業時間:8時~17時
 定休日:不定休

 所在地:熊本県熊本市中央区新町2丁目12-32
電話番号:096-351-0001

こちらのお店は全国常設店舗の他、熊本県内には『鶴屋店』『全日空商事店』『城彩苑 「桜の小路」』3店舗の支店が存在します(・ω・)ノ

からし蓮根を伝統の手造り一筋で作り上げられており、テレビ番組でも紹介されるなど、名店としてのお味はお墨付きです!

公式ホームページからは、通販での購入も利用できます!

二店目は、からし蓮根の革命的存在『三色蓮根』を考案・販売している唯一のお店『おだ商店』です(^^)

『おだ商店 松橋本店』
営業時間:10時~19時
定休日:毎週火曜日、1月1日~3日

 所在地:熊本県宇城市松橋町古保山1297
電話番号:0964-32-9111

こちらのお店も本店の他、熊本県内に『熊本駅店「肥後よかモン市場」』『藍のあまくさ村店』の2店舗の支店があります(・ω・)ノ

こちらのお店で目を引くのは、何と言っても三色三味のからし蓮根でしょう!

通常、からし蓮根と言えば黄色くて辛子の味のイメージが浮かぶと思いますが、おだ商店オリジナル蓮根は、黄色いスタンダードなからし蓮根の他に、緑色でわさび味噌が詰まった『わさび蓮根』、ピンク色で8種類のスパイスが混ぜ込まれた『さくら蓮根』が存在します( ゚Д゚)

おだ商店公式ホームページ

特にさくら蓮根は、からし蓮根独特の鼻の奥を刺激するような辛味ではなく、チリペッパーの辛味が特徴なので、女性に人気を獲得している商品です!
見た目も綺麗で可愛らしいので、ちはにゃんもいつか購入して食べてみたいと思います(^^)

江戸時代から今日まで、ずっと守り続けられている熊本伝統の味。
からし蓮根の始まりは『人を思いやる心』が生んだ、まさに優しい郷土料理です(^^)

皆さんも熊本に立ち寄られた際は、そんな思いに心を寄せながら、ぜひ本場のからし蓮根の味をご賞味くださいね(^^)

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